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2010年9月15日水曜日

民主党代表選、菅直人勝利に対する海外の反応→為替介入

さて、皆様もご存じのとおり、今日の午後、菅直人が民主党代表選に勝利しました。私個人の正直な感想としましては、「あぁ~、終わってくれてよかった」って感じです。2~3週間もの間、菅直人は総理として、閣僚は大臣としての仕事を一応していたでしょうが、それどころではなかったと思いますので、やっと本当の仕事をしてくれるであろうとのことで、ひとまず安心というところです。

ただ、以前のブログポストにも書きましたとおり、日本の将来のことを考えると今必要なのは小沢一郎のような、言い方悪いですが、破壊屋・ブルドーザーみたいな人、リーダーシップと実行力のある人だと思います。小沢一郎が壊して行った道を切れに修復して行くのが菅直人みたいな人だと考えています。

ただ、まぁ、菅首相となった以上は、菅直人に期待するしかないですね。ここで期待したいのが、今回の選挙で勝ったことで、党内や特に官僚との間の関係が力が強まり、それによって以前よりは物事を推し進められるリーダーとなってくれることです。あっ、でも参議院で過半数を割っていたことを忘れていました!

やっぱりどう冷静になって菅直人のことを考えても、シーダーシップがあって、対官僚を強引に推し進められるとは到底思えず、参議院の過半数はどうにもならない、こうなると、私は1年以内に解散に追い込まれるのではないかと思いますが

昨日も、当選直後に円高が進行し、市場から「どうせ何もしないだろう」と言われているようなものです。「もし」とか「たら」の話をしても仕方ありませんが、もし小沢一郎が勝っていたら円安に進んでいたと思います。昨日も書かせて頂きましたが、今日少なくとも明日までに円高対策を政府が発表しなければ1週間以内に1ドル80円の可能性が高いと思います。いま市場はとりあえず待っている状況です。

さて、菅直人の勝利に対する海外の反応ですが、ポイントであげますと:
-       菅直人には明確な経済成長プランがない。
-       特に円高に対する明確なプランもなければ意欲さえ感じない。
-       円高に対して財務省は介入を支持するかもしれないが、外務省がアメリカに確認をしないといけないとし、当然アメリカそれに反対をする。
-       民主党の次の危機はいつ来るか。


ちょうどいま書いているときに円介入のニュースが入ってきました。1ドル82.90を推移していた円が一気に84.20以上まで戻しました。さて、これからアメリカがどのように反応するか、お伺いをたてたのか、それとも単独で突っ込んだのか、見ものです。

それによって円安がいつまで続くか見極められると思います。

そして、これによって韓国、台湾、中国などみんなが我先にと自国通貨を安くしていくか。

私個人としては為替の介入は反対で、円安を望むのであれば量的緩和・円を印刷機で一杯刷ってばら撒いて価値を落とす方がベターだと思っていますが。

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