昨日のアメリカ市場は微増でした、大きなニュースとしては、新規住宅着工数が10.5%上昇したこと、ラリー・サマーズがホワイトハウスのアドバイザーを年末で辞めること、バーナンキFRB議長がデフレ懸念を示したこと、が昨日のハイライトです。
さて、8月の新規住宅着工数が10.5%と大きく上昇しましたが誤差の範囲が+-11.9%ということでした。このため、大きく22.4%上昇の可能性もあれば-1.4%の可能性もあるので、最終的に住宅の件数を数えないとあてにならデータとなります。
続きまして、国家経済会議のディレクターであるラリー・サマーズが年末に辞任することを発表しました。以前から辞める噂や、辞めろとの声が多く聞こえていたので驚きはないのですが、経済政策チームから数名すでに辞めているので、今後どのようにして経済を立て直すのかが見ものとなります。
その矢先に連邦公開市場委員会が開かれデフレの懸念を示しました。J.P. Morganは「FRBはバランスシートの拡大を早ければ11月の会議の後に行う」可能性があるとしている。いわゆる、FRBが直接債券を購入して市場にお金を流す量的緩和策です。
ということは、はい、また円高ですね。みんなが自国通貨を弱くしようとしています。日本はその船に以前も乗り遅れているので、この次もきっと乗り遅れるでしょう。来年の今頃、今年の正夢を見ている可能性があります。こうなると金を買うことでしょうか?
主な指数:
Dow:10,761.03、+7.41、+0.07%
Nasdaq:2,349.35、-6.48、-0.28%
S&P 500:1,139.78、-2.93、-0.26%
値上り業種:
大手航空会社:+3.75%
音楽・ビデオ店:+2.76%
航空サービス・その他:+2.01%
セミント:+1.95%
映画製作・映画館+1.66%
値下り業種:
おもちゃ・ホビー店:-3.64%
セミコンダクター・メモリチップ:-2.91%
印刷・新聞:-2.74%
REIT・ホテル/モーテル -2.59%
REIT・医療施設:-2.35%
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