昨日はいいニュースがいっぱいあったため、それに反応してアメリカとヨーロッパの市場はプラスで終わりました。主な材料としては:
- 先週お伝えしました中国の工業生産のデータが良かったことで株のみならずコモディティ通貨のオーストラリアドルや南アフリカランドなども強くなっています。
- ヨーロッパのGDP成長率が当初の予想の0.9%を大幅に上回り1.7%を予想されていること。
- ヨーロッパの中央銀行は、ヨーロッパの銀行の自己資本比率を2015年1月1日までに4.5%、2019年1月1日までに7%の規制を行うということで合意。「そんな簡単でいいの?」と市場が楽観し、銀行銘柄は上昇。
- ヒューレット・パッカードがセキュリティソフトのArcSight Inc.の買収提案やレンタカー会社のHertz Global Holdings Inc.による同業のDollar Thrifty Automotive Group Inc.の買収提案など、M&Aの活発化。
- ウォーレン・バフェットがMontana Economic Development Summitで講演し、同氏の会社、Berkshire Hathaway Inc.の業績は順調で二番底の可能性を否定し、「アメリカには強気で、二番底の景気後退はない」としている。
でも、これだけいいニュースがいっぱいなのに、内容の割には上がりが少なく、商いが薄いのでしょうか…
主な指数:
Dow:10,544.13、+81.36、+0.78%
Nasdaq:2,285.71、+43.23、+1.93%
S&P 500:1,121.90、+12.35、+1.11%
値上り業種:
おもちゃ・ホビー店舗:+5.69%
セミコンダクター・メモリチップ:+5.12%
事務用機器:+4.91%
ISP:+4.37%
事務用品:+4.35%
値下り業種:
汚染処理・防止:-1.81%
プレハブ住宅:-0.99%
医学研究所・研究:-0.79%
機材:-0.66%
飲料・ワイナリー:-0.59%
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