昨日のアメリカのマーケットは日銀のゼロ金利政策復活と供給管理協会(ISM)が発表した9月の非製造業指数の結果に反応して上昇しました。
日銀のゼロ金利政策復活に関してはこの後別の題で改めてアップしたいと思っています。
供給管理協会(ISM)が発表した非製造業指数は8月の51.5%から9月は53.2%に上昇しました。これは予想よりも大分良く、MFR Inc.の北米チーフエコノミストのJoshua Shapiroは、この9月のデータは回復の勢いは弱いものの、近い将来の2番底の可能性は少ないことを示しており、このほかのデータも同様な方向を示している、としている。
株式以外にも、石油も82.82米ドルとなり、5か月ぶりの高値を付けました。さらに金の価格も高値を更新して1オンス1,340.30米ドルとなり、11月に行わると思われるアメリカの金融緩和策に向けてさらに高くなっていく可能性が高いと思われます。ただ、プライベートバンクなどは顧客に対して「金にはノーと言え」としているという記事もあります。金の価値は供給に大きな変動が無ければある程度一定しますので、世界各国が自国通貨を弱くしよう・価値を無くそうとしている中ではヘッジになるとは思います。
最近のドル安、しいては円高の要因はアメリカが行ってきた量的緩和のせいであり、その第二弾を控えていることから、ここ1週間ドル安が進んでいる理由です。ではこの量的緩和第二弾でFRBはいくら使って米国債を買う予定なのか、ZeroHedgeによると、それは何と、今後6カ月に渡って3兆ドル、約240兆円ほどだと予測しています。
だから、株は上がり、金も上がり、このほかのコモディティはことごとく上がっていく可能性があります。
- 2012年までに二桁のインフレ
- それによって、債券市場は終わる
- そして、株やコモディティが上昇する
- さらに、今家を持っていなければ1つ買いなさい、1つ持っていれば2つ目を買いなさい、2つ持っているならば3つ目を買いなさい、そして親戚に金を貸してでも家を買った方がいい、と言ったそうです
確かにこれだけのお金をばらまいたらインフレになるでしょう。日本人でもアメリカで資産を買える人でしたら今のうちからローンを組んで、コモディティを買うのは悪くないオプションかもしれません。だって150億ドルをサブプライムで稼いだ男ですから、ポールソンは。
主な指数:
Dow:10,944.72、+193.45、+1.80%
Nasdaq:2,399.83、+55.31、+2.36%
S&P 500、:1,160.75、+23.72、+2.09%
値上り業種:
RV車:+6.67%
放送・テレビ:+5.56%
トラック:+4.54%
ISP:+4.36%
おもちゃ・ホビー店:+4.25%
値下り業種:
通信・海外:-0.60%
クローズドエンド型投資信託・債券:-0.14%
音楽・ビデオ店:+0.10%
処理システム・製品:+0.47%
不動産開発:+0.59%
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