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2010年8月31日火曜日

アメリカの景気対策と、足の引っ張り合い

ニューヨーク・タイムズによるとアメリカのオバマ大統領が新たな景気対策を検討しているという。ただ、議会は中間選挙に向けての赤字拡大を嫌悪しているため、限られたオプションしか残されていないとしている。現在検討されているのがエコカー減税やインフラ整備のようである。予算規模は、オバマが大統領就任直後に通された7,900億米ドルの景気対策予算とは、国民から無駄遣いと思われていて、このため今回の予算はほど遠いものになると思われる。それから学者の間でも予算の使い方に対する意見が割れている、としている。

共和党としてみると中間選挙までにいかにして民主党の足を引っ張って選挙に勝つか、そのためには、中間選挙までに景気をいかにして悪くするか、それとお金持ちに対して減税ができる状況を維持するか、しか頭にないわけで、オバマ大統領の政権運営は難しいものになると思います。

また、日本の輸出企業とすると円高で痛手を受けている中で、アメリカの景気が落ち込むと、仮に日銀・政府が円安に誘導できたとしても、消費してくれるアメリカ人が少なくなるわけで、どっちにしても日本にとって痛い話になります。なので、日本人はお金けっこう持っている人は持っているわけで、日本の政府は税制の見直しして内需を拡大する施策を打ち出せばいいと思うのです。まぁ、ただ、こういう話は行くところまでいかないとなかなか議論にもならないから残念です。

日本も一緒ですが、政治家と言うのは次の選挙までのビジョンしかDNA的に持つことができないからから困ったものですね。たまに日本の政治家が「政治というものは一寸先も闇」とかいいますが、政治家という人種は本気で一瞬先が見えないんだ、と思います。

日本の場合、その政治家の生まれながらの不自由をカバーしてくれていたのが東京大学法学部を卒業した優等生で、彼らが官僚になってくれていたから少しは良かったものの、割が悪い仕事だと近頃気付き始めたのか、ゴールドマンやらPEに就職するか起業したほうが割がいいと、考えを改める優等生が増えているみたいで、将来の日本が思いやられます。

話が変わりますが、万が一にも小澤一郎が総理大臣になったら、このオバマの写真(下記リンク)みたいにカッコよく写るわけないか。というより、なんで日本の総理大臣にかっこいいと思える人が少ないのだろう個人的には(だいぶん異論・好き嫌いはあると思いますが)小渕、小泉、(途中までは)安倍、あー、あと橋龍、ぐらいでしょうか?

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