ソシエテ・ジェネラル・ロンドンのストラテジストのAlbert Edwardsは、S&P 500指数が今の半分以下の450ポイントまで下落するとしている。その理由として、今のアメリカは「日本の失われた10年」より「もっと、もっとひどい」ためであるとしている(ただ、日本の場合失われたの20年近くになると思いますが...)。
今のアメリカにはまだ希望が有り余っていて、「株式を長期保有」から「国債をどんな価格でも」と考えが変わらない限り、氷河期の旅は終わらない、としている。
このため水曜日のS&P 500指数の終値の1,055ポイントから半値以上下落して、450ポイントになるとしている。
さらに、米国10年債の利回りが1.5%~2%になるとし、ドイツの10年債は1.5%を下回り、10年物のイギリス国債も2%を下回るとしている。現在それぞれ2.55%、2.14%、2.87%である。
7月は55.5%と発表されたInstitute of Supply Management(ISM)の製造活動データが景気後退を意味する50%をここ数カ月以内に割ると思われ、そうなったときには株式市場は崩れ落ちていく、としている。
興味深い話ですし、私は可能性があると思います、皆様どう思いますか?日本も1991年にバブルがはじけて1995年ぐらいまで今のアメリカのように余裕が結構あって、株価下落とデフレと言われだし、本気で焦りだしたのが1998年ごろだったと思います。そして日経平均のバブル後最安値を付けたのはそれからさらに10年以上経った2009年3月10日 の7054.98円でした。4万円近かった日経平均が誰もこんなに下がるとは思っていなかったように、1000ポイント以上あるS&Pが450になると思っていないと思います。
ただ、アメリカの場合、強かさがあるのと加え、日本という反面教師がいる分、切り抜けられるのではないかとも思います。
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