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2010年8月25日水曜日

今なお続くヨーロッパ危機

S&Pがアイルランドの格付けをAAからAA-に下げ、今後さらに同国の格付けを下げる可能性があるなどとしたことから、円高/株安がさらに進むことが懸念されます。

先日、ギリシャ危機が継続中と言った呟きをTwitterで簡単にお伝えしました。今日のアイルランド格付けの引き下げ、今後の他国も含めて更なる引き下げが排除できないことから、ヨーロッパの財政に対する懸念が再度噴出する可能性があります。とくに数カ月前のギリシャ危機時にギリシャと同類とされたスペイン、イタリア、ポルトガルなどの国の財政、それら国にお金を貸している銀行、例えば、ギリシャに貸したスペインやイタリアの銀行やさらにスペインに貸したドイツの銀行など財政が悪化することで、今後ヨーロッパ各国と銀行の格付けがさらに引き下げられる可能性があります。これにより、今後さらなる円高/ユーロ安が懸念されます。

いま円高/ドル安を必死にどうにかするようにと国に訴えているニュースを多く見ますが、財務省・日銀はそれ以上はるかに弱くなっているユーロとも戦わないといけないため、私としては無駄な戦は戦わないほうが懸命のように思います。少なくとも為替で戦うより、通貨の発行量で戦ったほうが短期的には効果があると思うのだが。

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