/* Google Analytics ----------------------------------------------- */

2010年8月28日土曜日

バーナンキのスピーチ

先ほどFRBのバーナンキ議長がスピーチを行い、デフレ対策に最大限努力する、また、下期の見通しも、ペースは遅くはなるものの経済成長は続くとし、これに好感をして、現在ダウ平均は120ポイント以上上昇している。

アメリカの第2四半期のGDP1.6%とし、第1四半期の3.7%から比べる大きく下落した。ただ、この数字が予想より良かったことや、HP3Parの買収価格を一株あたり30米ドルにしデルの27米ドルを高めたことなどが投資家の期待感を高めた。

バーナンキは今のところ、大きなデフレリスクは少ないとしながらも、そのようなことになった場合にはあらゆる手段を投じて状況を打破するとしている。また、経済状況が悪化した場合には、FRBによる量的緩和、長期国債の大規模な購入を継続すると強いメッセージを伝えた。このようなメッセージを発信し対策を明確化することで、日本のようなデフレを回避したいという思惑がある。ただ、FRBのバランスシートがさらに悪化することに対する懸念は根強く、再生の健全化と経済の安定化の両立をいかにして今後行うか、今後手腕が試されることになると思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿