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2010年8月19日木曜日

8月18日のアメリカ市場

主な指数:
Dow Jones: 10,416, +9.69, +0.09%
S&P 500 Index: 1,094, +1.62, +0.15%
Nasdaq Composite Index: 2,216, +6.26, +0.28%

昨日のアメリカ市場は特に大きなニュースもなく、まったりとした印象のある一日でした。この一応の上昇の要因は量販店のTarget Corp.のQ2(第二四半期)の決算とQ3の予想が好感されたためのようです。ただ、この予想の理由が1. 同店舗のクレジットカードを持っていると5%割引する、2. 食品の売上が多くなる見込み、と理由でした。両方ともTargetにしてみたらいい話かもしれませんが、アメリカ経済全般の視点で見ると、いわゆるただのデフレなのでは?と思ってしまいます。というのもTarget自体は5%減で仕入れているとすると、卸もしくは生産サイドでその5%を背負い、その分、卸業や製造業を営む人々の給与所得がただ減るだけ。そのため、この人たちは外食を控え、Targetに行って5%の食品を家で食べる(もしくはマクドナルド、ここもまたいい決算を発表していました)。というなんとも、景気が上向きなの?本気でそう思っているの?と疑いたくなる話でした。

昨日
、今の経済状況をうまく説明していたのが
New York TimesThomas Friedmanでした。彼曰く、今の状況は、良くなってきている地域以外は悪くなっていて、公的資金を注入して良くなっているところ以外は悪くなっていて、少しずつ状況が良くなってきているところ以外は少しずつ悪くなってきている。今後どうなるかはすぐわかるところ以外は今後もわからないであろう、という話だったのですが、なんとなくそんな気がします。

Twitterでも呟いてみたのですが
General Motorsが再上場のための申請をしました。以前の株、上場廃止株を持っていた株主はどう思うのか、と思ってしまうのですが、やはりこれは株の世界・競争の世界なので自己責任として扱われるのでしょう。でも、本当に再上場して大丈夫なの?と。すねた考えかもしれませんが、一度あることは二度ある、と思ってしまいます。ちょうどこんなことを書いているときにMarket Watchに:
内容としましては、再上場のための目論見書は危うく、まず、株価が記載されていない、今後4つのブランド、700のディラーの削減を行う、将来年金への負担が増える可能性がある、一度チャラになったが新たに健康保険の負担が増える可能性がある、そして今の経済状況での売り上げ増の可能性の低さ、をこの記事は指摘しています。

どーでもいい
記事を発見しました。イギリスのAlki Davidが運用するBattlecamというウェブサイトが、オバマ大統領の前を裸で走れば100万米ドルを賞金が与えられる、という企画を考えているそうです。どなたかいらっしゃいます?

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