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2010年11月5日金曜日

フーターズから日本のデフレを見る

本題の前に、今日は尖閣諸島の衝突船長のビデオがYouTubeに流れたということでニュースもツイッターは大盛り上がりです。私は波に乗り遅れたので何も呟きませんでしたが海上保安庁、政府の人間と国会議員数名しか見たことのないビデオが流出するのだから、情報社会ってすごいなぁ、って感心しました。そして、民主党・政府の情報管理(能力の無さ)ってすごいなぁ、って感心しました。

そして次に考えたのが、そこまでひどくはないだろうと思い、もしかしたら民主党・政府がYouTubeにアップしたのかなぁ?って陰謀説目いた考えをしましたが、でも、まぁ、民主党がそんなに器用ではないか、もしそんなに器用ならこんな問題になっていないか、とそんな余計ことを考えるのをやめました。

私が思うに、民主党・政府は野党にいるときに中国を読み間違えてしまったのかなぁ、と思っています。と言うのも戦後50年間、日本は自民党とアメリカと手を結んで実質支配されてきたのですが、民主党は政権を取るためにはアメリカの対極(Counter Balance)を探す必要があった。中国も同じく自民党の対極を探していたので、お互いに好都合。その当時の民主党は野党だったから中国もいい顔をしていた・できたのでしょう。

でも、民主党が政権を取って空想の話が現実の政治(Realpolitik)になったとき、野党民主党(空想)と与党民主党(現実)と付き合い方を変える必要になった、と思っています。

そのため、民主党は「あんなに私のことを愛してくれたじゃないか!」と中国に対していい、中国は「何のことを言っているの?あなたはただのダシだったのよ」と突き放す。民主党とすると結婚詐欺に会った気持なのかもしれません。中国からすると、もう少し骨のある男と結婚したつもりだったのかもしれません。

まぁ、いずれにしましても大人の世界・政治の世界は良く分かりません。

では、本題に。

最近、東京の赤坂見附にフーターズができました。アメリカの店舗には行ったことがあったのですが、友達の間でも話題で、ニュースになったとたんメールが行きかっていました。まだ日本のお店には行っていないので、少し空いてきたら行ってみようと思います。今は相当混んでいるようです。

でも、このフーターズの日本進出がデフレの象徴だとするブルームバーグで見つけましたのでご紹介します。

-       今までの日本では、女性はプラダ、グッチ、ヴィトンで買い物をしていた。
-       男性は2万円のネクタイを買い、20万使って銀座のクラブに通っていた。
-       日銀がどんなにお金を日本経済につぎ込んでもデフレが進んでいる。
-       その理由は、国民の日本の将来に対する信頼感の無さである。
-       日本の政治がその大きな理由の一つである。
-       数カ月に一度に総理大臣が変わり、国会では生活水準の維持のことより、増税のことばかりを議論している。
-       現在の日本の状況を良く表しているのが、日本で一番注目している会社が安い洋服を販売するファーストリテーリングである。
-       昔だったらウォークマンやハイテク機器などだったのだから、落ちたものである。
-       昔だったらシャネル、D&Gだったが、今ではH&M、フォエバー21IKEAなのだから、落ちたものである。
-       水商売もバブル期なら一人20万円を銀座や六本木で使っていたので、いまではフォーターズとなったのである。
-       将来に対する信頼感の無さから出生率が下がっている。
-       海外での影響力も下がり、中国の漁船がぶつかって中国が文句を言ってくれば、すぐさま日本は引き下がる。
-       そして今度はロシアが便乗してきた。
-       後はインドが何かしてくれば、アジア3連勝。
-       日本は死にそうな経済を何とかしないといけない、借金がGDP200%、ゼロ金利、円高と言うことで、言うのは簡単だが。
-       10年後にデフレが改善していると誰も思っていないからデフレが進行しているのである。
-       だから、今までお金を使っていた人がお金を使わなくなっている。
-       だから、政治家や企業のトップや投資家は一杯必要なのである。
-       フーターズで一杯、いいかも。

フーターズのメニュ、それほど安くない。バーガーが1700円、ドリンクを入れたら2300円。ふーん、デフレまっただ中の私からすると、高いかも?

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